ずっと外れなかったバレルスクリューがやっと外れた!
 この間挙げた方法3つの中
  1. ヒートガンでネジ穴を温めてネジロックを溶かして緩めてみる。
  2. それでダメな場合はネジ外しビットを使って抜くことを試みる。
  3. これも利かない場合はドリルでネジを揉んでエキストラクタ出動!
 この2番で無事外れた。

 で、アウターバレルが外れたことでレシーバからメカボを摘出することができたので、ついでにシム調整もやってしまった。

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ボルト外しビット

 機械いじりが好きな人のトラブルで一番多いのが外れないボルトだ。
 もう、ボルト1本外れないだけで1歩も進めないことは珍しくない。
 ときにはそのボルト1本で何日も作業が足止めされる。
 ボルトが緩まない原因はいろいろあるが
  1. ボルトのさび付き
  2. ボルトの焼き付き
  3. ネジ穴の潰れ
  4. スレッドの潰れ
 今回自分が陥ったのは3と4の合わせ技。
 スレッドがネジロックで詰まってしまったのと、六角穴を潰してしまったことによるもの。
 六角穴は完全には潰れてなかったけど、痛めたスレッドを乗り越えるほど効いていなかった。

 で、登場するのがこれ。
 結論から言えば、これで無事外れたよ。
1
 なめた六角穴付きボルト外しビット。

2
 構造はひねりが付いた六角レンチで、通常のレンチよりちょっとエッジが立ってて固そうな感じ。
 これを広がった六角穴に叩き込んで食い込ませて外すというもの。

 今回のバレルスクリューは長さ3ミリという短いものなのでドリルでもんでエキストラクタを使う、という手も使いづらい。

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 しかも今回のAKS74UNのレシーバはスチールプレス製。
 アルミならゴリ押ししても緩んだかもしれないが、母材がスチールでは傷口を広げるだけなので早いうちにこう言ったリカバリーツールで手当てをしたほうがいい。

 説明書通り軽くたたきこんで押し付けながら反時計方向に回す。
 1回目はいまいち食い込んでる気がしなかったのでリトライ。
 2回目はより押し込む力を強めにして回していくとほんの20秒ほどでアウターバレルが中のスブリングの力で動き出した。

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 その後2分ほどで無事ボルトは抜けた。

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 左が痛んだボルト。
 右が新しいボルト。
 角が完全につぶれたわけではないが、やっぱりだいぶ傷んでた。

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 ボルトは新しいものを買った。
 ホンマは今回13個もいらんねんけど、このボルトはこの銃のあちこちに使われているのでネジ穴がやばそうになったら早めに交換しようと思う。

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 無事にアウターバレルが外れた!
 嬉しい!

インナーバレル&チャンバー 

5
 アウターバレルと一体になったチャンバーを外した。
 バレルはステンレスのようで、チャンバー本体は亜鉛合金っぽい。

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 ホップアップシステムはレバー式で基本的には同社のMP5Jと同じ構造。
 ただ、クリックがあるMP5JだがAK74UNはクリック感はない。
 矢印のねじの締め具合でフリクションを生み出し抵抗感を出している。

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 で、このチャンバー。
 プラスネジで締められてるんやけど、結構なトルクで締めてある。
 ここも精度の悪いドライバーを使うと簡単に山をなめそうなのでちょっと良さげなビットと、力が入りやすいハンドルを使った。

・押しゴム式ホップアップシステム
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 分解してみた。

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 ホップアップシステムはMP5Jで評判の悪かった樹脂押し込み式でなく、押しゴム式になっていた。
 とりあえずこれは良い改良だと思う。

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 チャンバーパッキンはマルイと互換性がありそうだ。

7
 バレルはステンレス製でチャンバー部分の加工も結構ていねいに仕上げられてように見える。

手こずるメカボの摘出手術

 で、メカボの摘出手術に移るのだが、これがまた結構めんどくさい。
 レシーバにかなりがっちりはまってて、セレクタのリンケージとレシーバが干渉してかなり取り出しには苦労した。
 ちなみに説明書にも「メカボの取り外しはかなり難しい」などとのたまわれている…

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 そんなこんなでメカボ摘出完了。
 見慣れたVer.3のメカボだ。

【メカボ摘出のポイント】
 メカボ取り出しの時に干渉する部分は右側のセレクタリンケージトリガー
 で、このトリガーを後ろに引きつつ外さないと外れないので、メカボ取り出しの時はセレクタのポジションをセミかフルの位置にしてトリガーロックを解除しないといつまでたっても取れないんよ。

 分解した人の役に立つように撮った写真を並べてみる。
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 トリガースイッチからのコードは左側に出てる。
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 今回はこのコードは外さなかったんやけど、外した時のために片方のコードにペンで印をつけておいた。
 どっちも赤コードなのでうかつに外すとわからんくなる。

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 左側のセレクタプレートのセレーションのかみ合い方はこんな感じ。

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 右側はこんな感じだ。
 このポジションはセーフティポジション。

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 メカボ後端に書かれた謎の文字…
 スプリングか何かの意味があるのだろうか…

メカボの分解

 いよいよメカボの分解に入る。
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 このメカボ、開けるためには5本のボルトを外すのだが、なぜか3本がヘキサゴンボルト(緑矢印)で2本がプラスネジ(オレンジ矢印)という謎使用。
 テキトーにあったボルトで締めました、って感じだ。
 正直、めんどくさい…

 モーター外したら最初のお約束、逆回転防止ラッチの解除
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 Ver.3は開口部がでかく、すぐそこに見えてるから解除が楽だ。

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 で、開けてみて最初の感動。
シムが入っている!

 MP5Jには全くシムが入ってなかったのだが、こいつにはシムが入ってた!
 正直これは予想外だった。

 で、次の感動は
軸受けが接着されている!(一部を除く)

 スパーギアは固定されていなかったが、これは接着が外れた、とみるべきだろう。
 シム調整の過程でベベルの軸受けも取れてきたので一度全部外して接着しなおしたが、これもMP5Jから見ればかなりの進化だ。

 やっぱりこの新型ブローバック機構はかなりドライブ系に負荷をかける、ということでそれなりに対策をしてきたものと思われる。

 ただ、このシムの入れ方もちょっとおおざっぱやったけどね。

 ちょっと長くなってきたので、シム調整以降のことは次回に回そうと思う。

 でゎでゎ

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