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 サバゲではめっきり蚊帳の外のリボルバーだが、個人的にはリボルバーは好きだ。
 初めて買った比較的高価なトイガンはコクサイのM29 6インチだった。
 当時は金属モデルガンが主流で、でも規制で黄色く着色されていたものだ。
 中学のころ、当時華奢なカラダだった自分にとっては1kgを超えるハンドガンは片手で持つのはギリギリの状態で、他しか最初のうちはダブルアクションでトリガーを引けなかったと思う。

 最初に買ったのがM29だったのはもちろんダーティ・ハリーの影響で、当時パイソンという銃は知らなかった。
 確かダーティーハリー2で敵役の白バイ警官が持っていたのがパイソンの4インチだったと思う。

 それ以来、なんとなくリボルバー拳銃はS&Wの方が好きで、コルトも嫌いじゃないけどリボルバーよりM16やM1911の方のイメージになっていった。

 でも、のちに知ったコルト パイソンはリブ付バレルがカッコ良く、けっこう好きな銃になっていった。

 今回はそんなコルト パイソン 8インチ エアコキをレビューします。

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◆ エアコッキング リボルバーの存在意義 
 いきなり元も子もない言い方をするが、エアコッキングリボルバー、それも18禁、しかもリアルカートリッジの銃の存在意義は限りなくない!
 なぜか?
  1. ゲームでほぼ使いものにならない集弾性
  2. ゲームでは足手まといのリアルカート
  3. ダブルアクションの銃でも動作はシングルのみ
  4. なのに片手ではかなり難しいコッキング
  5. 6発しか撃てない装弾数
 この手の銃をロマン銃と呼ぶが、ロマンでは解決できない問題が山積している。
 上で挙げた問題のうち1、2、3だけはどうにもならない
 というより、リアルカートのエアコッキングリボルバーとはそういう銃だ。

◆ 片手コッキングの解説策 

・10禁へ逃げる
 ただ以降については解決または緩和する方法がある。
 それは18禁でなく10禁のモノを使えば片手でコッキング、シングルアクションで撃つことができる。たぶん18禁では相当握力のある人でも実用レベルでは片手コッキングは難しいと思う。
 なのでマルイはエアコッキングリボルバーで18禁は出していない
 マルイはゲームで使える銃を出す、というのが基本コンセプトだからだ。

・ガスガンへ逃げる
 クラウンはほぼ同じ外観でガスリボルバーもリリースしている。
 それもリアルカートで。
 現在、リアルカートのガスリボルバーといえばこことマルシンぐらいのものである。

 マルイのリボルバーはガスガンでようやく18禁になるが、ゲームでの使用を優先してリアルカートは採用せず、さらに装弾数も24発としている。
 しかもそのおかげで命中精度も上がっている。
 サバゲ使用を優先的に考えるマルイらしい商品展開だ。

◆ 装弾数の解決策 
 リボルバーの永遠の課題、装弾数
 リボルバーはだいたい5~6連発。
 装弾数を増やすとシリンダーがデカくなって携帯性が落ちるので、これも根本的な解決策はない。
 実銃もそうなのだから。※M627PC(エアガンはタナカから出ている)のように8連発もあるけど、それでも8発
 なのでに関する解決策は東京マルイはリアルカートをオミットすることで実現はしているが、今度は逆に24発撃ちきってしまうとリロードが難しい
 オートのようにさくっとマグチェンジで対応するわけにもいかない。

 これはリアルカートの場合も同様
 ただ緩和策として後述するスピードローダーを使えば多少は改善する。
 これも実銃通りの解決策で、理屈的にはたくさんのスピードローダーを持てばマルイのガスリボルバーより実用弾数は増えることになる。
 ただし、かさばるスピードローダー空カートをジャラジャラ持ち歩くことになるが…
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【これは30年前に購入したサファリランドのスピードローダー、実銃用】

◆ 存在価値は人による 
 なので、リアルカートのエアリボルバーをゲームで使うのは相当ムリゲーであることがわかる。
 じゃあ、お座敷シューターなら使い道があるかといえば、ダブルアクションはできんし、シングルアクションのコッキングも超絶重いのでこれまた楽しいかどうかは人による

 じゃあ飾りになるかといえば、これも少々厳しい
 やっぱり外観のプラスチッキーさは否めない。
 刻印も一部テキトーなオリジナルがされているし、ハンマーのヘッドが省略されているのも興ざめポイントだ。
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 じゃあ、なんでそんなシロモノをあんたは買ったんだ?と訊かれたら
 さっきも言ったでしょ?
 これを楽しいと思うかどうかは人によると。
 自分は結構これが楽しい。

 重いとはいっても両手保持ならちゃんとコッキングできるし、お座敷で的撃ちをするだけなら十分雰囲気は出る。
 なので今回一番バレルの長い8インチを買ったんよ。
 クソ長くてリブの穴も4個も開いてて迫力のあるバレルをターゲットに向けるだけでもけっこう楽しめるんよ。
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【8インチのクソ長いバレル!宇宙戦艦ヤマトの波動砲みたいでしょ?】

◆ 箱だしレビュー 

 いつも通り前戯が長くてスマヌが、気を取り直して箱出しをしていこう。
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 パッケージは箱絵はパイソン8インチを描いた専用品のようだが、中の発泡スチロールは4・6・8インチ共用のようで、説明書などのほかは銃本体とカートリッジ、その下に少量のBB弾。
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・外観レビュー
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 外観はマットブラックが塗装されたフレーム、バレル、シリンダーが精悍な雰囲気。

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 グリップはラバーグリップを模した樹脂グリップ。
 グリップの中央付近にサイドプレートと同じ刻印の金色のメダリオンが付く。

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 左側にはメダリオンはなし。

 握った感じ、ラバーグリップとは明らかにタッチが違うがこれはこれで悪くない。
 フィンガーチャネルも浅めなので指の太さが合わなくてもそんなに気にならない。

・バレル
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 迫力のロングバレルがこの銃の自慢。
 特にパイソンは放熱リブがあり、ロッドハウジングも銃口まで伸びているので特に迫力があります。

・フレーム:左
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 コルトの場合、左側にサイドプレートが左側(S&Wは右側)にある。
 そのサイドプレート上になんか馬の刻印があるが、実際残るとの刻印とは違う。

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 バレルには『PYTHON .357』『☆.357 MAGNUM CTG☆』の刻印。
 これは実銃に近い感じだと思う。

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 トリガーは樹脂製。
 この辺りは価格の事情がモロに出てますね~。
 で、トリガータッチもその事情がよく出てて、ちょっと粘る樹脂トリガー独特の感覚がある。
 トリガーストロークは短め、重さはシアのかかりは浅いがスプリングと樹脂トリガーが粘る感じで、樹脂の弾性が限界に来たとき「バチン」とハンマーが落ちる感じ
 音はプラスチッキー。

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 フレームのパーティングラインはけっこう残ってる。
 価格を考えると妥協せざるを得ないか。

・フレーム:右
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 フレーム右側はサイドプレートも刻印もないのでさっぱりしている。

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 バレル左側には『CROWN AIR SOFT GUN』の刻印がある。
 本来ならここはコルトの会社の刻印がある。

・フロントサイト
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 フロントサイトは赤のマーキングが別パーツ樹脂として埋め込まれている。
 なんとなく使っているうちに外れて失くしそうで不安だ…

・リアサイト
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 リアサイトは左右・上下の調整が可能。

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 前後サイトを合わせた感じはこんな感じ。

・ハンマー
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 ハンマーはプライマーを叩くハンマーヘッドが省略されている。

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 フレーム側もこんな感じ。

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 若干萎えるが、ハンマーダウンした時にハンマーがフレームから浮かない(赤矢印部分)ので、ここにすき間が空くM19/M29シリーズよりはマシか…


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 クラウン・パイソンのハンマーは引きの時の指への負担を軽減するため、レバー面が大きめにディフォルメされているらしい。
 実際に確認していないが、マック堺さんの比較動画で紹介されていた。

・シリンダー
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 シリンダーはシリンダーラッチを引いて左にスイングアウトできる(当たり前だが…)。
 で、このシリンダーを支えるヨーク(シリンダーのスイングアームのような部分)が樹脂製なのが気になる。
 たぶんシリンダーもカートも樹脂製で軽いからヨークも樹脂で持つとの判断なんだろうが、比較的負荷がかかる部分なのでここだけでも金属にして欲しかった。
 エジェクションロッドは可動式で押すとエジェクターが動いてカートリッジを押し出す。

◆ シリンダーにカートを装填 
 さて、この銃の最大の萌えポイント。
 カートリッジの装填をしていこうと思う。

1.カートリッジへのBB弾装填
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 クラウンのリボルバーはBB弾をカートリッジの後ろ側に詰める仕様。
 マルシンのように前ではないので注意。

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 BB弾を詰め終わったらシリンダーをスイングアウトさせてカートを詰めていく。
 この銃の最大の萌えポイントといっていい。

・スイングイン
 クラウンのパイソンはちょっと変わったことを売りにしていて、カートを詰め終わった後シリンダーを戻す時に銃を振ってバシャッと戻すことができることを売りにしている。
 自分の知る限り、たいていのリボルバーエアガンは『これをするな!』『シリンダーを戻す時はゆっくり確実に』といった注意書きをよく見るが、『バシャッと戻すしていい』と書いてあるのはクラウンのパイソン以外知らない。
 こんなプラスチックのヨークでそれをやっても大丈夫か?とも思うが…

 ちなみにパイソンシリーズ以外にはその記述はないのでやるとぶっ壊れるかもしれない。

◆ 実射レビュー 
 んじゃ、実際に撃っていこう。

・初速
 最近レビューした銃は初速を測るだけでなく、初速の平均と標準偏差(初速値のバラつき)を解析していたが、今回、リアルカート式リボルバーの性質上、初速の標準偏差(ばらつき)を出してもあまり意味がない

 というのはリアルカート式リボルバーというのはカートリッジ自体がチャンバーの役割をするので撃つたびにカートリッジ、すなわちチャンバーが変わる。
 同じカートリッジで6発撃って偏差を出すのであれば標準偏差の意味はあるが、実際の射撃で同じカートリッジで6発撃つということは普通ないからだ。

 なんだけど、一応表及びグラフ化してみた。

【1回目】
 1回目の計測は1発目・6発目は計測値が出なかったので4発だけの数字を示している。
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PYTHON AIR
1st 偏差 二乗偏差
1 -    
2 43.06 1.8825 3.54380625
3 39.3 -1.878 3.52500625
4 38.83 -2.348 5.51075625
5 43.52 2.3425 5.48730625
6 -    
合計 164.71   18.066875
平均 41.1775    
分散 4.51671875   4.51671875
標準偏差 2.125257337   2.125257337


【2回目】
 2回目の計測は6発全部数値が出た。
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PYTHON AIR

2nd 偏差 二乗偏差
1 44.37 1.323 1.75121111
2 43.83 0.783 0.61361111
3 41.01 -2.037 4.14801111
4 42.84 -0.207 0.04271111
5 45.17 2.123 4.50854444
6 41.06 -1.987 3.94684444
合計 258.28   15.01093332
平均 43.0467    
分散 2.5018222   2.50182222
標準偏差 1.58171   1.581714962

 ソースがエアだし、カート式リボルバーなのでデータの数値に傾向がほとんどない。
 1回目のバラつきが大きく2回目は安定して40m/s以上出しているのはたぶんカートへのBB弾の詰め方が影響していると思う。

 1回目は普通に詰めたが2回目はカートリッジに軽く詰めた後、床の平らなところで押し込んで弾とカートをフラットにしてみた。
 今回、データ解析をしてもあまり意味はないと書いたが、BB弾の詰め方で初速や安定性がわかったのでこれはこれで良かったと思う。

・グルーピング チェック
IMG_2730
 いつもの条件でグルーピングチェックしてみた。
  • 室内
  • 5m
  • マルイ・プラ弾・0.2g

 弾痕が5発しかないのは1発フレームに外しました。

 ちょうど一番下の弾痕の斜め右下の白っぽい跡がたぶんそうだと思う。

 これはグルーピングの問題というよりサイトのクセを掴み切れてない、ってのだと思う。

 普通にサイトを合わせるとちょっと下に着弾する傾向があり、フロントサイトの中腹ぐらいにリアサイトのトップを合わせる感じでちょうどいい感じになる。

 クセさえ掴めばまあまあなグルーピングが期待できそうだ。


・失敗談1
 ここで失敗談を一つ
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 カートリッジは弾の詰め替えアクションをしたり、紛失したりした時用にカートリッジの予備を買った
 で、その時「357マグナム弾を買えばおk」って感じで軽く買って帰ると、なぜかシリンダーにちゃんと収まらない
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 どう頑張ってもこのくらいで止まってしまい、明らかに附属のカートと違う。

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 無理に押し込むと先が割れてしまった!(@_@;)

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 そこでよ~くパッケージの台紙を見てみると、『M586,M686,M19用カートリッジ』と書いてあり、パイソンの名はそこにはない
 買うときもうっすらは気づいていたのだが、パイソンは最後発モデルなので記載漏れなんだろう、ぐらいにしか考えてなかったのだが…

BlogPaint
 なんと!パイソン用のカートは別なのだ!
 別なのだ!
 
別なのだ!
 てっきりカートは357は357で共通と思い込んでいた自分のミス!
 …っちゃあ、自分のミスなんだが、ある程度銃のことを知ってれば実銃357マグナムは同じカートリッジ使うって思っちゃうよね?ね?ね?
 まさかパイソンは別仕様になってるとは考えなかったよ…
 まあ、安いからあきらめてパイソン用を買い直しましたよ、ええ、ええ…( ;∀;)

◆ スピードローダー 
 冒頭でリボルバーの装弾数問題の解決策にスピードローダーがあると書いた。
 で、暗黒時代に買った実銃用のスピードローダーがあるので試してみた。
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 2種類各1個あるのだが、どちらもサファリランドの実銃用。
 以前はマルシンのM10やM19といったS&WのKフレーム用に持っていた。

・実銃用は使用不能
 結論から言ってこれは使えなかった。
 カートリッジのリムが分厚過ぎて、実銃用のローダーでは保持できなかった。

 少し以前にマック堺さんの動画でもやっていたが、これを購入した時はまだその動画はなかった。
 で、クラウンモデルからこれ用のスピードローダーを出すという予告はあったが発売予定(2017年8月)はとっくに過ぎているのに出る気配がない。
 クラウンはよく出る出る詐欺をするそうなので結局でないのかな…と思っていたら…

・ついにスピードローダーがリリース!
 先月、突然リリースされた。
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 いや~、近辺の実店舗ではどこも売ってなかったんで都市伝説か?と思ってたんやけど、T.K.HEROさんが動画に上げてくれていたので実在を確認できた。


 で、実店舗にないので通販で買って、たぶんそのうちM29シリーズも買うと思うので44マグ用のも一緒に購入した。
 この手のモノって欠品するといつ再生産するかわかんないからね。
 それに1個1,000円もしないし…(サファリランドのは高かったんだよ~、30年前でも)

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 比較的コンパクトなタイプで内部にスプリングなどは入ってないようだ。

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 保持する仕組みはノブを回してノッチでカートのリムを挟む、というもの。
 上の写真の左側が解放ポジション、右側が保持ポジション。
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 丸を付けた部分がそれぞれの違い。

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 実際のアクションは穴にカートを仕込んでノブを回してカートを保持。
 空になったシリンダーにローダーを突っ込んで左手でシリンダーを保持したままローダーノブを反時計回りに回して装填完了。
 動きはスムーズだがサファリランドのように押し込んだだけでカートがリリースされるといったワンアクションではなく、ローダー装填→ノブ回転という2モーションの動きが必要だ。

 カートを1発1発込めるのも萌えるが、こうやって一気にバシャッと装填するのもめっちゃ萌える~(*´ω`*)

 ということで、なかなか楽しめたクラウンモデルのエアリボルバー、パイソン8インチだった。
 あとエアリボルバーは10禁の方もけっこう楽しめそうな気もします。

 でゎでゎ

最後まで読んでくれてありがとう!

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