ネットショップでの予約が何の説明もなくキャンセルされてしまったM&P9L PC-PORTED
でも市内の実店舗に在庫があったので無事購入。
購入前にマック堺さん部羅さんのレビューを見てちょっと気がかるなこともあったが、まあ問題ないやろうと購入を決定。
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◆ またしてもブロックバスター? 
 今まで新製品のリリースがイマイチとdisられていた東京マルイが昨秋、逆ギレしたように新製品の発表。
 しかしその後勢い余って発売日程で糞づまり状態を連発…
 年内発売予定だったUSP(既レビュー)は年明けにずれ込み需給ショート。
 年始発売予定のM45A1(既レビュー)は2月後半になってこれも需給ショート…
 昨秋発表時はすぐにでも出るようなことを言ってたM&P9L PC-Portedも遂には4月18日リリースとあいなった。
 そしてこれも需給ショートしてしまい予約分すら確保できなかった店舗が続出。

 まるでブロックバスターを演出しているかの状態。
※ブロックバスター:プロレスの技ではなく、わざと生産量を少なくしてユーザーに枯渇感・飢餓感を演出して市場をワザと加熱させる商売手法。昔ソニーやニンテンドーが多用してたと言われている。
 ただこれには一応理由があるらしい。
 USPは単純に需要の読み違い。
 M45A1は量産途中で不具合が発覚したため時間的に充分な数を作れなかったため(なので二次ロットは早々に出てきた)。
 そして今回のM&P9Lはマルイが決算前だったために生産量を絞ったらしい。

 「そんなことで?」と思うかもしれないが、マルイも業界ではトップでも会社としてはそんなに大きな会社やないので、1製品の資本投下が帳簿上結構な比率を占めるから、決算直前に多額の流動負債を抱えるのは不安なんやと思う。

◆ 某ネットショップのドタキャン 
 昨秋発表があった機種のうち次世代AKはイマイチ食指が動かず、どちらかといえばガスブロ89式の方が興味が湧いた。
 ハンドガンではUSPはフルサイズよりもコンパクトの方が好みだったし、M45A1もさほど好みやない。
 そんな中、M&P9Lは発表時から買う気満々だった。
 なので今か今かと待っていたのになかなか出ない!
 いい加減シビレを切らした時に発売日の発表があったので、某楽天ショップにソッコー予約した。
 ところが発売直前の4月15日なって突然のドタキャン!
 なんでキャンセルなのかの説明もないまま、自動メールによる一方的なキャンセルに「もうここは二度と使わん!」とか思いつつ、気を取り直して探してみるも、多くの店ではすでに売り切れ表示か取り寄せ表示。
 なので実店舗を当ってみるも神戸のタムタムはすでに入荷数は予約完売状態。
 で、三宮のジョーシンで現物を見つけやっと購入できた。

◆ 杞憂だったスライド 
 本来なら発売日に入手できたはずのM&P9Lなのだが、少しずれたために購入前にマックさん部羅さんのレビューを見ることができた。


【マック堺さんのレビュー動画】


【部羅さんのレビュー動画】

 そのレビュー動画で一番気になったのがどちらの動画でもスライドが途中で引っかかるトラブルが起きているってこと。
 前回の『悲報!東京マルイM&P9L PC-Portedキャンセル…』でスライドの件を書いたので箱だしレビューに先駆けてご報告。

・スライドの引っ掛かり
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 結論から言うとスライドの引っ掛かり自体はある。
 でも自分の個体は”ゆっくりスライドを戻す”動作をしない限り引っかからない。
 普通に使ってる分においては引っかかりが発生することはなかった。

・引っ掛かりの原因はバレルチルト
 引っかかりの原因はショートリコイルを再現するためのバレルチルトが原因のようだ。
 で、このM&P9Lのスライドは引き自体は直近発売のUSPやM45A1と同様に非常にスムーズ。
 ただ戻りの時にチルトダウンしたチェンバー部分がスライドに干渉しているようで、この症状がショートスライドのM&P9でも出るのかどうかは自分は持っていないのでわからない。

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 ただ、他のガスブロハンドガンで確認してみると同様の症状が出るのはKJワークスのグロック19で発生。
 他にはHK45タクティカルで最後の2ミリ、そのほかの銃でもショートリコイルを再現しているモデルは同じ部分で抵抗がかかっているモノがほとんどだった。
 ただ、そこで止まってしまうのは手持ちの銃ではこれとG19だけだった。
 HK45が最後の2ミリで止まってしまうのはたぶんアウターバレルのОリング(おそらくサイレンサー対策)の抵抗っぽい。

・実用上は問題なし

 自分の個体だけかもしれないが、普通に撃ってる分には引っかかって動作不良が起こることはない。
 ただ、スライドストップを解除するときに指がスライドに触れてたりするとたまに止まることがあった。
 しばらく使ううちに解消されるかどうかは不明だがたぶんなんとかなりそうだ。

◆ 箱出しレビュー 
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 今回、M&P9Lのパッケージの外装は縦型。
 この銃の一番の萌えポイントのスライドのポートが一番目立つアングルの意匠で、チェンバーカバーもアルミ箔を張り付けたようなちょっと変わった印刷をしている。

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 箱を開けると中は通常通り横置き。
 銃本体、マガジン、パームスウェル(S/L)、スペアのマグバンパー、付属品の箱。
 最近のマルイ製品らしくフタ裏の発泡スチロールの隙間に収納されている。

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 比較的コンパクトだったM&P9(194mm)だが、そのスライドを延ばして全長213mm。
 このサイズはほぼM1911A1やM9A1に匹敵する大きさで、かなり大型拳銃の部類に入る。

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 ただでさえわりとボコボコしてるM&P9だが長くなったスライドにボコボコ穴をあけてるから余計にスゴイ見てくれになっている。
 長くなって重くなったスライドの軽量化の一端としてボコボコ穴をあけ、コンペンセイターと同じ理屈でバレルにもポートを開けてマズルブレーキにしている。
 ちょっとこってりし過ぎな彫りの深いソース顔だが、これはこれで嫌いじゃない(だから買ってんだけどね)。

・グリップ

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 人間工学に基づいたグリップ形状はとても握りやすい。
 実際、HK45タクティカルを買う時、最後までこれと握り心地で悩んだ。
 パームスウェルもS/M/Lと付け替えられるものが同梱されている。
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 グリップ前部はシボ加工、中間は細かいパターン、背面はラバー製のパームスウェルで滑りづらく握り心地が良い。
 自分としてはHK45に匹敵する良いグリップだと思う。
 HK45を買った時もM&P9 Vカスタムと最後まで悩んだんよ…
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 マガジン挿入口は特にマガジンウェルはないがわずかに開口部を広くする面取りが行われていて、ダブルカラムなことも手伝って素早いマグチェンジが可能

・コントロール部
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 左側にはトリガー上にフィールドスリッピング用のレバー、その後ろにスライドストップ・リリースレバー、サムセーフティが並ぶ。
 トリガー後ろの一般的な場所にマガジンキャッチボタンがある。

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 スライドストップ・リリースレバーサムセーフティはアンビなので右側にもある。
 マガジンキャッチボタンはこちら側にはない。
 スライドストップ・リリースレバーは小型だがかなり後ろにあるので操作はしやすい。

・トリガー
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 トリガーセーフティが装備されるが、グロックとは構造が違いトリガーの下半分全部が動く
 当初、このトリガーはタッチが気がかりだったが、知らずに操作したらトリガーセーフティがあるとは気づかないくらい自然なタッチ
 ただ、トリガーストロークの遊びは大きく、全ストロークの半分以上(約6割)に及ぶ。
 その遊びの大きさに慣れてしまえばそのあとのトリガーストロークは短く、引き切りもわかりやすかった。
 シアが落ちた後のフォローストロークは後ろのトリガーストップにあたるため非常に短い。
 好み次第だが、連射をする場合にはトリガーストップがあった方が速く連射できると思う。

・スライド【左側】
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 スライド左側面にはM&Pのロゴ、PeformanceCenter、S&Wのロゴが刻印されている。
 スライド操作のためのセレーションは後ろのみ。

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 そそり立つフロントサイトはマイクロ・プロ・サイトを付けてもアイアンサイトを使用可能にするため。
 ダストカバー部に20mmピカティニーレールがあり、ライトなどを装着できる。

・スライド【右側】
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 スライド右にはSmith&Wesson、SPRINGFEILD MA U.S.Aの刻印があり、その下には「CAUTION-CAPABLE OF FIRING WITH MAGAZINE REMOVED(注意 マガジンを抜いても激発のおそれあり)」のプリントがある。
 その下のフレーム部に東京マルイの萎え刻印も健在!

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 サムセーフティ下にシリアルナンバー的刻印とQRコードのプリントがある。
 このナンバーはシリアルナンバーを模しているが、マック堺さんレビューの同型銃と同じナンバーなので現実のシリアルナンバーではない
 USPでは金属の別パーツで再現していたエキストラクターはこの銃の場合はモールド表現だ。残念…

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 チェンバーカバーは少し鈍い艶のメッキ。
 上面に9MMの刻印がある。

・スライド上面
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 リアサイトの前にダットサイト装着部のカバーがある。
 C.O.R.Eの刻印がある。

・アイアンサイト
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 アイアンサイトはかなり高い。
 ドブテイルの固定式で、見た感じ金属製の別パーツ。

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 リアサイトはフロント同様かなりそそり立ったもの。
 ドブテイルの固定式でこちらも金属製のようだ。

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 サイトを除いた感じはこんな感じ。
 フロントサイトがピンボケしているが、リアサイトの隙間に比べてフロントサイトが細い。
 なので隙間が大きいので若干左右が合わせづらい。

◆ パームスウェル交換 
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 パームスウェルはデフォでMが付いている。
 左からL/M/S。

・交換方法

1.グリップ下後ろのパーツを反時計回りに90度まわす
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2.少々抵抗があるが引っこ抜く
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3.下からめくるように外す
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・各パームスウェルの感想
 各サイズのパームスウェルを付けたときの握り心地を確認してみよう。

【Mサイズ】
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 まずはデフォルトで付いていたMサイズ。
 自分はあまり手は大きくない(中指~手首:18cm、掌の幅:7.5cm)が、Mサイズでも違和感はない。

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 握りなおさなくてもマガジンキャッチボタンには十分親指が届くので素早いマグチェンジができる。

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 スライドストップ・リリースレバーは届くかどうかが微妙で、握りをずらさずにスライドをリリースするのはちょっと難しい。

【Sサイズ】
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 確かにSサイズになるとさらに握りこめるのでフィット感はある。

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 マガジンキャッチボタンにはさらに届きやすくなっていて操作性が上がってる(トリガーに指がかかってるように見えるが実はかかってないが、誤解を生む写真でスマソ)。

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 スライドリリース・レバーへのアクセスも一番しやすい。
 自分としてはこのM&P9LはSサイズで運用しようと思う。

【グリップの不思議】
 HK45のバックストラップはSよりMの方がスライドリリース・レバーにはアクセスが良いという不思議な事態が起きていた。
 これは自分の場合、バックストラップSサイズの場合下部のバルジが小さい分、銃に対する手首の角度が変わり、逆に親指がスライドリリース・レバーへの角度が悪くなるということが原因。
 なのでサイズだけでなくやっぱり実際に使ってみないとわからない、ってことだ。

【Lサイズ】
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 Lサイズはさすがにデカいとは思うが、こと銃のホールドだけを考えると意外とこれが一番よかったりもする。

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 ただ、各コントロールへのアクセスは格段に悪くなる。
 でも、マガジンキャッチボタン、スライドストップリリース・レバーもちょっと握りをずらせば操作できるし、サムセーフティに関してはどのサイズでも問題なくできるので、手の大きくない自分でもあえてLサイズを使うというのも状況によってはありかもしれない。
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◆ 通常分解 
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 通常分解は簡単です。
 テイクダウンレバーを使いスライドを外せばあとはリコイルスプリングアッセンを外し、バレルユニットを外すだけです。

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 ほとんどのマルイガスブロハンドガンはホップアップ調整にスライドを分解する必要があるモノが多いですが、このM&P9Lについては分解しなくてもスライドストップをかければホップアップ調整ができます。
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 ここまででだいぶ長くなったので、実射については次回にまわします。
 次回はオープンサイトでの実射とマイクロ・プロ・サイトの取付けおよび実射についてレビューしたいと思います。

 でゎでゎ

最後まで読んでくれてありがとう!

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